どうにもこうにも埒が明かずに。

貝はその口を閉ざしたまま。

もう一度輝いてきらきら落ちてこい

左足の膝の裏と右足のアキレス腱が痛い。歩き方のバランスがおかしいらしくて靴底のすり減り方も左右非対称。どこまでもまともじゃないのかと悲しくなる。

7月3日ぶりだった。この7ヶ月間私はなにをしてきたんだろう。7ヶ月前の私がいまの自分を見たらどう思う?あの日は暑くて汗だくで西新宿をさまよっていた。まだこんなにのめり込んではいなくて。つまりラブシューティングスターだった。あなたとふたりでもえてつきるまでじゅんあい、なんて鼻で笑ってしまいたかった。はずかしげもなくこんなあほなうたをうたえるほどのあいて、私も出会ったことないなあ。それでもとても好きな歌。

もうすぐ衣装が変わってしまう。こんなにも恋焦がれた白くてふわふわでゆめかわの彼が死ぬ。子供部屋から追い出され亡骸を抱いてさめざめ泣くなんちゃって10代の私を連れ去ってくれるのはあの日見たあの人か上昇次元のよく似た人か。いずれにせよあの可愛いひつじさんは永遠に帰ってこれないであろう場所へ行ってしまうので、その前に精一杯目に焼き付けよう。

 

私はメンヘラではないけれど、私の好きな人はだいたいメンヘラです。