どうにもこうにも埒が明かずに。

貝はその口を閉ざしたまま。

首切ってずっと見てて捨てないでね

彼に屠殺屋マンを歌わせるセンス。曲順で割り当てたのは分かってる、分かってるけどたまらない。これは彼の歌であり私の歌だ。4つめ、4年、4分の1。きっと必然だったんだろう。ここで死ぬことは決定済み。彼のヒーローは総統であり仲間たち。そして彼自身。自分で自分の首を切って特別に作り替えて、切り裂かれたドレスを翻してステージで踊る姿は誰よりもサイコなスーパーヒーロー。赤と黒のチェーンソーでフロアにいる全員の首まで切り離してしまう。私だって何度死んだか分からない。数え切れないほど彼に殺され続けている。家畜を追い回す金色の目が綺麗だった。どんな姿でもやっぱ側にいたい。首が無くても全身血塗れでも彼の姿を見ていたいのだ。そしてまた地下の暗く狭い屠殺場に自ら足を運んでしまう。

考えれば考えるほどに泥沼。